建設業の主任技術者に登録制度?
先日の建通新聞の一面は「主任技術者に登録制度」という記事でした。
国土交通省は、監理技術者・主任技術者の保有資格や実務経験の
登録制度を創設する方針を固めたようです。
建設業法では、現場に必ず配置しなければならない主任技術者等について
国家資格等とは別に、実務経験でも満たすことを認めています。
実務経験の年数は、大学の指定学科卒で3年、高校の指定学科卒で5年、
その他は10年となっています。
建設業許可や経営事項審査の際にもこの実務経験年数が重要な項目に
なるわけですが、実務上は非常に困った状況に陥ることがあります。
適切な事業承継、技術者の世代交代を阻害してしまう可能性があるのです。
今回は詳しい説明を省きますが、新しい制度が救世主となるかもしれない
とひそかに期待をしております。
塩崎宏晃
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