求人倍率バブル期並み？

静岡県内の４月の有効求人倍率が１．５１倍で、バブル期並み
であるという報道がされました。

特に、建設、運輸、医療福祉の業界が人手不足に悩んでいます。

しかし、バブル期のように景気が良いわけではないですよね。

隠れた原因は、求職者数が低水準にあること。
転職しよう、就職しよう、という人の割合が少ないということですね。

労働局担当者による「労働者が安定志向であることが・・・」という
コメントが掲載されています。

それと同時に、企業側も「辞められないように」するための改善に
真剣に取り組み始めている、ということもあるのではないでしょうか。

人手不足を原因とする企業の倒産・廃業が増えているようです。

人手がかからない工夫、永く務めてもらうための工夫、どちらも
並行して取り組まなければ、生き残っていくのが難しいですね。

（参考：日本経済新聞2017.5.31）

塩崎宏晃