後継者不足で廃業に・・・

みそら

2017年10月18日 07:52



少し前の新聞記事ですが、中小企業の「廃業」が増えている
という報道がありました(日本経済新聞2017.10.6)。

中小零細企業の経営者の平均年齢は年々高くなっています。
2025年には6割以上の経営者が70歳を超える見通しです。

ここ数年の景気回復で企業の「倒産」は減少していますが、一方
後継者難による「廃業」が増えているのが現状です。

経産省のある調査では、60歳以上の個人事業主の7割は
「自分の代で事業をやめる」と回答したそうです。

極細の注射針で世界的なシェアを持ち、テレビ出演などでも
有名な東京の「岡野工業」さんも、後継者不在により数年で
廃業をする見込みだということです。

経産省の試算では、黒字での廃業を放置すれば、2025年までの
累計で約650万人の雇用と約22兆円の国内総生産(GDP)が
失われる恐れがあるとのこと。

まさに国をあげての危機といえるのではないでしょうか。

中小零細企業がもつ、目に見えない技術、強み、ネットワークを
次世代に継承していかなければ。

弊所みそらも、この問題にはもっと積極的に関わっていきたいと
考えております。
バトンタッチのお手伝いをできるよう、もっと力をつけたいです。


みそら代表 塩崎





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